フットサル講座(鳥かご編)


『鳥かご』


鳥かごとは、主に4人 対 2人で行なうボール回しです。

4人がオフェンス役、2人がディフェンス役になります。


鳥かごには、実はフットサルにおける基本的な動きが全て詰まっているのです。


まずオフェンス側は、単純なパス&トラップの技術だけでなく、トラップの位置・パスコースの探し方・顔を出す動き・フォローの仕方なども学ぶことができます。


トラップの位置はボールを受ける前に相手・味方の位置を把握しておいて、ディフェンスに取られない位置、なお且つ、味方にパスを出しやすい位置にトラップしましょう。


パスコースの探し方は、ボールを受ける前から、次どこにパスが出せそうなのか、周りを見て判断しておきましょう。


顔を出す動きとは、ボールを持っている味方に対して、パスが貰える位置に動くことです。どこに動いてあげれば、味方がパス出しやすいか考えてあげましょう。


フォローとは、顔を出すと同じような意味だが、特にボールを持っている味方がディフェンスに囲まれ身動きが取れなくなりそうなとき・身動きがとれなくなっているときに、主に後方でパスをもらえる位置に動くこと。さらに、パスが出せる位置にいるということを声を出して教えてあげることです。




続いて、ディフェンス側では、チャレンジ&カバーの意識をつけることで効率的にディフェンスできるようになります。


チャレンジ=最もボールに近い人がディフェンスをしに行くこと

カバー=チャレンジ役の後方を広く守ること


ディフェンスは、とにかく2人のディフェンスの間にパスを出されないようにします。

いわゆる、ピヴォへのパスを通させない!ということです。

これを実行するためには、ディフェンス2人の役割分担が重要になります。


まず、ボールに近いディフェンダーが素早く寄せます。(チャレンジ)

このとき、必ず1つ以上のパスコースを切ってください。

自分がチャレンジするよ!と言うことを声に出して味方に伝えるとなお良いでしょう。


2人目のディフェンダーは、そのカバーです。

チャレンジ役に、どっち側のパスコースを切って欲しいか伝えると、やりやすいでしょう。

チャレンジ役の切ってくれたコース以外のコースをケアします。

つまり2つのパスコースを見なければならなくなりますが、優先すべきはディフェンダーの間にパスを通されないことです。


間のコースを意識すると、当然、左右の横パスは通されやすくなります。

でもこれは大きな問題ではありません。

実際の試合でもそうですが、左右の横パスは、決定的なチャンスを生むことはまずありません。

鳥かごでも同様で、尚且つ、鳥かごならパスコースを狭くすることになるので、結果ボールを奪うことができるのです。


つまり、チャレンジ&カバーとは、1人で守るのではなく、2人で守る。

試合なら、全員で守るということです。

お互いの距離感や信頼関係があってはじめて、良いディフェンスができます。




これらのことから分かるように、フットサルにおいて大事なことは『周りを見て状況判断をし続ける』、『味方を思いやる気持ち』です!

みなさん優しい人間になりましょう!!

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コメント: 3
  • #1

    とし (木曜日, 24 8月 2017)

    更に優しい人になります。

  • #2

    まりも (木曜日, 24 8月 2017 22:23)

    参考にナリマス!

  • #3

    わかな (土曜日, 26 8月 2017 18:25)

    優しさに包まれました‼︎